読み方は自由で、とにかく楽しく!『Goodnight Gorilla』(邦題:おやすみゴリラくん)
この作品との出会い
海外旅行に行くと必ず本屋に入り、売れ筋のテーマをチェックしたり、趣味の雑誌を眺めたり、子供達の絵本を探すことにしています。この本はハワイに行った時にアラモアナ・ショッピングセンターのバーンズ・アンド・ノーブルで買って日本に持って帰ったうちの1冊。当時娘は0歳6ヶ月でした。
目次
絵本の情報
作・絵:Peggy Rathmann(ペギー・ラスマン)
作者はアメリカのミネソタ州ミネアポリスで生まれ、ミネアポリス・シカゴ・ロサンゼルスで商用アート・ファインアート・絵本製作を学びました。ロサンゼルスの学生時代に、子供の頃の思い出をヒントにGoodnight gorillaを作ったそうです。芝生の上を裸足で走り回り、大声で叫びながら夜まで遊んでいた夏の日、よその家の窓を時折眺めては、人の家に忍び込むことに想像を膨らませていた少女。それから殆ど文章がない作品(almost wordless story)が生まれたそうです。
作者の自己紹介ページより引用
"When I was little, the highlight of the summer was running barefoot through the grass, in the dark, screaming. We played Kick-the-Can, and Three-Times-Around-the-House, and sometimes we just stood staring into other people's picture windows, wondering what it would be like to go home to someone else's house."
受賞暦
(作者の作品紹介ページより引用)
- ALA Notable Children’s Book for 1994
- Bulletin Blue Ribbon 1994
- Horn Book Fanfare 1995 selection
- Parenting Magazine “Best Children’s Books of 1994”
- New York Public Library 1995 “Children’s Books 100 Titles for Reading and Sharing”
(Wikipediaの作品紹介ページより引用)
- The Children’s Literature Association "Phoenix Picture Book Award 2014"
参考になる読み方
文章が殆どなく自由に読んでと言われても逆に困る時ありますよね。他の人が読んでいる参考例を添付しました。我が家では「次はどんな動物かな?」とか「鍵は何色かな?」とか言いながら話を膨らませました。
Goodnightと読むだけでは物足りない場合はこちらを参考にすると、登場キャラクターの名前や動作について説明がしやすくなります。
絵本のリンク
Good Night, Gorilla board book
- 作者: Peggy Rathmann
- 出版社/メーカー: G.P. Putnam's Sons Books for Young Readers
- 発売日: 1996/02/21
- メディア: ボードブック
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日本語版もあります。
おやすみゴリラくん: ミニブック (ボードブック) (児童書)
- 作者: ペギーラスマン,Peggy Rathmann,いとうひろし
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2015/03/12
- メディア: 単行本
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