Daddy Book-Look Fair

テレビ・絵本・ネット動画を駆使して英語と日本語の教育を「とことん」楽しむことにしています。

実は韻を踏んでいた!原書でも読みたい『Goodnight Moon』(邦題:おやすみおつきさま)

目次

絵本の基礎情報

『Goodnight Moon』はアメリカの絵本です。ジャンルは寝かしつけ絵本(Bedtime Story)。作者はマーガレット・ワイズ・ブラウンで、絵はクレメント・ハード。初版は1947年で、今では世界中で色々な言語に翻訳され、累積発行部数4800万部(2017年現在)の大ベストセラー絵本の1つです。 

おやすみなさい おつきさま (CD付き英語絵本)

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累積発行部数4800万部(2017年現在)はどれぐらいすごいのか?

参考までに世界のベストセラー書籍を調べてみました。映画にもなったホビットの物語J.R.R.トールキンの「指輪物語」が単一書籍として1億5千部発行されているそうです。「ダヴィンチコード」が8000万部(最近の本なのに凄いですネ!)、絵本だとエリック・カールの「はらぺこあおむし(The Very Hungry Caterpillar)」が2200万部ですから、いかに「Goodnight Moon」がベストセラー書籍かというのが分かります。

ちなみに漫画では「One Piece」がシリーズ全体で3億4000部(2016年7月)と国内最高の累積発行部数であり、ギネス記録も持っているという話で桁外れの凄さとなっています。同じ絵でも漫画って凄いですね。

作者のマーガレット・ワイズ・ブラウン

作品が売れすぎたせいでしょうか、作者自身に関するストーリーも多く、私生活については絵本のイメージとは違ったようで、作者について書かれた伝記が最近出版されて話題です。これについては、またいつか紹介しようと思います。

日本語訳版にはないオリジナルの韻とは?

オリジナル版を読んで知ったGoodnight Moonの素晴らしさの一つ。言葉の韻について紹介します。原作には

  • Goodnight kittens and good night a pair of mittens.
  • a little toyhouse and a young mouse.
  • a picutre of three little bears sitting on chares.

といった韻を踏んだフレーズが幾つも登場します。この韻と文章のリズムが、話を聞いている子供を楽しませると同時にリラックスさせ、眠りに導いているのだと思います。まさにBedtime Story!

参考動画

眠れねい夜に流す大人もいるみたいですね。Bedtime Storyは子供のためだけではありませんね!

youtu.be

 

Time for sleep!